アイプレートの使い方とは?外壁・ハンモック

アイプレートの使い方としては外壁に日除けシェード取り付ける、支柱にハンモックを吊るすなどがあります。この記事ではアイプレートの規格や具体的な使い方、失敗しないコツについて解説。外壁日除けシェードやハンモックの取り付けを検討している方はぜひ参考にしてください。

アイプレートの使い方とは?外壁・ハンモックのイメージ

目次

  1. 1アイプレートとは?
  2. 2アイプレートの使い方
  3. 3アイプレートの使い方で失敗しないコツ
  4. 4ねじやアイプレートの取り付けでお困りならツルタボルトがおすすめ!
  5. 5まとめ

アイプレートとは?

アイプレートは座付金具・連結金具・固定金具・取付金具の一種です。外壁・内壁などの壁面や支柱、梁(はり)などに取り付け、ロープやフック、チェーンなどとつなぐ役割を果たします。

様々なタイプがありますが、基本となるのは四角いプレートに半円状の突起が付いた形です。プレート部分を壁面などに取り付け、突起部分にロープなどを吊るします。

プレート部分の四隅などに穴が開いていて、ここにねじを打ち込む方法が一般的です。

アイプレートの規格

いろいろなタイプがあり、形も用途も多岐にわたるアイプレート。

基本的にプレート部分の形は四角ですが、ひし形やプレートがないものもあります。ロープなどを吊るす突起部分も半円というよりDの形に近かったり、円形のものがあったり、様々です。

その中で、溶接によって取り付け、ロープ・滑車・シャックルなどを固定する「船用アイプレート」にはJISや国際的な規格があります。船用アイプレート「JIS F3410-1999」の大まかな分類はC型・D型・E型・F型などです。

一般的なねじを打ち込むタイプにも形やサイズがいろいろありますが、注目したいのは材質。主流は鉄とクロムやニッケルの合金鋼となるステンレスです。

ステンレスにはJIS規格が設けられています。基準となるのはサビやすい鉄に、サビにくいニッケルや鉄のサビを防止するクロムがどの程度含まれているかなどです。

アイプレートの代表的な材質は「SUS304」(クロム18%・ニッケル8%)。サビにくいため外壁などの屋外でも使用可能です。

アイプレートの使い方

アイプレートには物を連結する・固定する・取り付けるといった幅広い用途があるため、様々な使い方ができます。

その中でも代表的なのが外壁に日除けシェードを取り付ける、支柱や梁などにハンモックを吊るすという使い方です。

次項で、日除けシェードやハンモックを取り付ける際、どのようにアイプレートを使うのかについて紹介します。

外壁日除けシェード

窓の上などの外壁に日除けシェードを取り付けたい場合、一般的にはアイプレートのプレート部分の穴にねじを打ち込みます。日除けシェードにも穴が開いているので、アイプレートの突起部分とロープなどで接続するという方法です。

ただ、アイプレートを外壁に取り付けるのは簡単なことではありません。外壁そのものにプレート部分を当て、そのままねじを打ち込むわけではないからです。

日除けシェードにはある程度の重さがあり、風や雨などの天気によっても大きな力がかかります。そのため荷重に耐え得るアイプレートを選び、しっかり取り付けることが重要です。

建物の構造上、外壁の裏は下地がある部分と下地がない部分に分かれています。アイプレートをしっかり取り付けるためには、外壁の一部をはがして下地に直接アイプレートを取り付ける方法が有効です。

そのため外壁の裏のどこに下地があるのかを見極め、必要な部分だけ綺麗に外壁をはがす作業が発生します。下地は強度を保つため硬い場合が多いので、ねじの取り付けにも注意が必要です。

ハンモック

屋外でハンモックを使う場合は木などにロープを結ぶ方法が一般的です。室内でハンモックを使いたい場合は壁・支柱・梁・天井にアイプレートを取り付ける方法があります。

自立式ハンモックなら基本的に専用のスタンドが付属しているので、アイプレートの取り付けは必要ありません。また梁や柱に直接ロープを結ぶ方法もあります。

それ以外でアイプレートを使用する場合は、壁や支柱などに穴を開けても問題はないか、十分な強度があるかを確認することが大切です。

また、壁などの材質によっては一般的なねじだと強度が不足することも考えられます。太く強度が高いねじを使ったり、コンクリートに打ち込む場合はアンカーボルトを使ったりする必要があります。

アイプレートの使い方で失敗しないコツ

DIYでアイプレートを取り付けるときは安全性に十分配慮する必要があります。アイプレートの使い方としては次の3点が失敗しないコツです。
 

  • 十分な強度があるアイプレートを選ぶ
  • 適した取り付け場所を見つける
  • 正確にねじを打ち込む

ただ、外壁に取り付ける場合は下地の見極めが必要です。室内に取り付けるときに必要なのは、壁や支柱などにどれくらいの強度があるのか、材質は何かといった専門的な知識です。

アイプレートの取り付け自体も難易度が高い作業です。安全性を確保し、美しく仕上げるためにはプロにお願いすることをおすすめします。

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まとめ

アイプレートについて解説しました。船用アイプレートのJIS規格としてはC型・D型・E型・F型など、材質のステンレスにも「SUS304」を代表としたJIS規格があります。ただアイプレートの用途は幅広く、形もタイプも様々です。

一般的なアイプレートの使い方と注意点は次の通りです。
 

  • 外壁日除けシェード:外壁をはがして下地に取り付ける必要がある
  • ハンモック:強度や安全性に十分配慮しなければならない

適したアイプレートを選ぶところから高難度。失敗しないためにはプロに依頼する方法も検討してみましょう。

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